読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
映画を見た記録です。映画評ではなく、個人的な感想。
ネタバレは気にせずに書いていますので、未見の方はご注意ください。

『モアナと伝説の海』

映画

 

www.disney.co.jp

 

 TOHOシネマズにて。

ほんとは字幕版が見たかったのだが、当地では吹替以外選択肢がない。
 
春休み中だったけど、案外空いていた。
近くに座った男子高校生3人組が、予告編やってる間中しゃべっていて、こいつらだいじょぶかーと思っていたのだが、開始直前に「始まったら静かにしろよ」とだれかが言い、それっきりおとなしくなった。ええ子やん、君ら。
ほかにも、幼い子の声が聞こえていたのだが、上映中はまったく静か。
たぶん見入っていたんだと思われる。
 
タイトルにある通り、この映画のもうひとつの主人公は海である。
千変万化の色や光が、スクリーンを埋め尽くす。
実に美しく、それを見るだけでも劇場に足を運んだかいがあるというものである。
しかも、なんかベロみたいな形になって、意思を伝えてくるし。
 
プリンセスじゃない主人公。
映画の中でも、セリフではっきり示されている。
体型もプリンセスらしい非現実的な細さじゃなくて、人間らしい丸みがある。
 
マウイとタトゥーとのやり取りが楽しい。
寂しがり屋のマウイが千年孤独でいる間に、タトゥーが動き出しちゃったのか、もともと神からの贈り物だから動いていたのか、そのへんはわからないけど。
 
最高なのは、ヤシの実の海賊。
大笑い。
これ、絶対マッドマックス意識してるでしょ。
物語の最初でも、ヤシの実を称える歌があるし、密かな人気者かもしれない。
 
お調子者でオレサマ男のマウイが、実は承認欲求こじらせてた、というのは、まあ、なくてもいい話かも知れないが、ここのところのディズニー・アニメの自分探し路線からいうと、当然入ってくるエピソードかな。
 
モアナも自分探しをするんだけど、どこか優等生くさい。
親との関係もなんだかなし崩し的に解決しちゃうし。
 
音楽はもうちょっと素朴な感じのほうが好みだけど、ポリネシアン風のディズニー映画音楽としては、悪くなかった。
しかし、ラストの加藤ミリヤは興ざめ。
日本独自の主題歌入れるって習慣、なんとかならないか。
 
夏木マリの婆役は、もう芸として完成してるなぁ。